CEFRとは?
CEFRとは「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR: Common European Framework of Reference for Languages)」のことで、言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一の基準で測ることが出来る国際標準です。
低い順にA1・A2・B1・B2・C1・C2の6段階レベルで評価します。
例えば、英語を母国語とするAさんが外国語として「中国語」と「日本語」を習得した場合、Aさんの「中国語」はCEFRのB1「日本語」はCEFRのA2のように判定され、この評価は国際基準なので世界中で通用します。
CEFRは○○ができるとA2、●●ができるとC1のようにCanDo方式で判定されるので、評価を確定させるペーパーテストのようなものはありません。
そこで、日本語の場合はJLPT(日本語能力試験)やBJT(ビジネス日本語能力テスト)などの点数に紐付けてCEFRのレベル判定を行っています。

JLTP(日本語能力試験)
JLTPとは数々ある日本語試験のなかでも最もポピュラーな試験の一つです。
毎年7月と12月の年2回行われ、日本国内の各都道府県や海外の会場でも受験できます。
日本語を母語としない人であれば国籍を問わず受験できますが、2026年から日本国内受験の場合に在留カードのID番号が必要とされるようになったため、【短期滞在】ビザなどで来日して受験することは実質不可能となりました。
また、2026年7月試験でのN3・N4クラスの受験申し込みはわずか10日ほどで打ち切りになるなど、運用面に大きな変化があり注意が必要です。
※JLPT公式HPはこちら

JLTPとCEFRの紐付け
JLTPの点数を基にN4~N1までのランク付けと、それに対応するCEFR レベル、そしてそのレベルが要求される在留資格を見てみましょう!
| JRTP スコア | JRTP ランク | CEFR レベル | 合格を要求される在留資格 | ||||||
| _ | N1 | C2 | ・【特定活動46号】(本邦大学等卒業者):N1 | ||||||
| 100≦ 142> | C1 | ||||||||
| 112≦ | N2 | B2 | ・【技人国】カテゴリー3.4で対人業務に従事:B2 | ||||||
| 90≦ 112> | B1 | ・【経営管理】申請人または常勤の従業員1名:N2 ・【介護】養成校入校時:N2 | |||||||
| 104≦ | N3 | B1 | ・【特定活動】EPA介護福祉士候補者(ベトナム):N3 | ||||||
| 95≦ 104> | A2 | ・【特定技能2号】漁業、外食分野:N3 ・【技能実習2号】介護職種:N3 | |||||||
| 90≦ | N4 | A2 | ・【特定技能1号】N4 ・【技能実習1号】介護職種:N4 ・【育成就労】就労開始から1年後(分野によって):A2 | ||||||
| 80≦ | N5 | A1 | ・【育成就労】就労開始前:A1 ・【特定活動】EPA介護福祉士候補者(インドネシア):N5 ・【特定活動】EPA介護福祉士候補者(フィリピン):N5 | ||||||
