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外国人労務の注意点_入国前結核スクリーニング制度とは

こんにちは!ハマの行政書士兼ハマの外国人雇用労務士です。
今回は2025年に始まった新制度「入国前結核スクリーニング」についてお話しします。
新規で来日する外国人の入国時期に関わってくる場合があるので、新たに外国人を新規採用しようとする企業側にとってはその就業開始時期にも影響がでてくる重要な制度です。
現在対象となっているのは6か国のみですが、新設されたばかりの制度なので今後増加する可能性はおおいにあり得ます。今のうちにシッカリ理解しておきましょう!

Japan Pre-Entry Tuberculosis Screening 入国前結核スクリーニングとは

入国前結核スクリーニングとは、スクリーニング①対象国から、日本に入国・②中長期間在留しようとする者に対して、入国前に③指定健診医療機関において胸部レントゲン検査等を受け、結核を発病していないことを④証明する資料の提出を求める制度です。
この制度ができた背景としては厚生労働省の説明によると、
近年、日本において外国生まれの結核患者数が増加傾向にあり、2023年の新登録結核患者のうち外国生まれの患者数の割合は16.0%となっている。
日本以外の複数の国においては、外国からの入国者への結核対策として、外国人を対象とした結核スクリーニングを実施していて、これらの状況から、特に日本における結核患者数が多い国から日本に渡航して中長期間在留しようとする者に対して、入国前結核スクリーニングを開始することとした。
の2点が挙げられます。それでは制度の中身について見ていきましょう。

①対象国と②対象者
①対象国:日本に在留中に結核と診断された外国生まれの患者の出生国のうち多くの割合を占める国が対象となっており、具体的にはフィリピン・ベトナム・インドネシア・ネパール・ミャンマー・中国の6か国です。【2025年8月現在】
②対象者:対象国の国籍を有し、中長期在留者(再入国許可・みなし再入国許可を有する者を除く。)並びに特定活動告示第53号及び同第54号(デジタルノマド及びその配偶者又は子)として日本に入国・在留しようとする者です。中長期在留者とされていますので、旅行者などの短期滞在者は対象外です。また、例外として、居住国の滞在許可証等により、現在の居住地が対象国以外の国又は地域であることが確認された場合は、現在の居住地における居住期間を問わず対象外となります。


③指定健診医療機関とは
日本政府が定めた要件に合う医療機関を在外公館からの推薦に基づき、厚生労働省の委託を受けた入国前結核スクリーニング精度管理センターが調査の上、基準を満たすとして日本政府が指定した医療機関のことです。厚生労働省のHPに案内がありましたので御紹介しておきます。

フィリピン
〈 MANILA / マニラ 〉
IOM Manila Health Centre
https://philippines.iom.int/manila-health-centre
Nationwide Health Systems Aux, Inc.
https://nhsgroup.ph/makati.html
St. Luke’s Medical Center Extension Clinic
https://www.slec.ph
〈 BAGUIO / バギオ 〉
Nationwide Health Systems Baguio, Inc.
https://nhsgroup.ph/baguio.html
〈 DAVAO / ダバオ 〉
Nationwide Health Systems Davao, Inc.
https://nhsgroup.ph/davao.html
〈 CEBU / セブ 〉
 Nationwide Health Systems Cebu, Inc.
https://nhsgroup.ph/cebu.html


ネパール
〈 KATHMANDU / カトマンズ 〉
CIWEC Hospital Pvt. Ltd.
https://www.ciwechospital.com
Grande International Hospital
https://www.grandehospital.com
 IOM Migration Health Assessment Center
https://nepal.iom.int/health-assessment
Nepal Mediciti Hospital Registered as Ashwins Medical College & Hospital Pvt. Ltd.
https://www.nepalmediciti.com
Norvic International Hospital & Medical College Ltd
https://norvichospital.com
Siddhi Poly Clinic Health Service
https://www.siddhilab.com.np
Travel And Mountain Medicine Centre
https://tmmcnepal.com
〈 POKHARA / ポカラ 〉
CIWEC Hospital Pvt Ltd, Pokhara Nepal
https://ciwechospital.com
〈 DAMAK / ダマック 〉
IOM Migration Health Assessment Center Damak
https://nepal.iom.int/health-assessment


ベトナム
〈 Hanoi / ハノイ 〉
 Family Medical Practice, Hanoi
https://www.vietnammedicalpractice.com/
IOM Migration Health Assessment Centre – Ha Noi City
https://vietnam.iom.int/vi/trung-tam-kham-suc-khoe-di-cu
Raffles Medical – Hanoi
https://en.rafflesmedical.vn/
TRANSPORT HOSPITAL JOINT STOCK COMPANY
https://giaothonghospital.vn/
〈 Ho Chi Minh City / ホーチミンシティ 〉
Care1 Executive Health Care Center by HCM City Family Medical Practice
https://www.vietnammedicalpractice.com/care1/en
FAMILY MEDICAL PRACTICE DIAMOND PLAZA MEDICAL CENTER
https://www.vietnammedicalpractice.com/
 IOM Migration Health Assessment Centre – Ho Chi Minh City
https://vietnam.iom.int/vi/trung-tam-kham-suc-khoe-di-cu
Military Hospital 175
https://benhvien175.vn/
Priority Healthcare Clinic (HCMC)
https://priorityhealth.vn/
Raffles Medical Ho Chi Minh Clinic
https://en.rafflesmedical.vn/
〈 Da Nang / ダナン 〉
Family General Hospital
https://familyhospital.vn/
Family Medical Practice Danang
https://www.vietnammedicalpractice.com/

④証明する資料
指定健診医療機関(下記参照)で、医師の診察及び胸部レントゲン検査を受け、当該検査で結核を発病していないと判断された方には、「結核非発病証明書」が発行されます。
この証明書を「在留資格認定証明書」交付申請時(在留資格認定証明書を取得せずに在外公館で査証申請を行う場合は査証申請時)に提出して認定を受け来日します。
注意点「結核非発病証明書」の有効期間は、胸部レントゲン撮影の実施日から原則180日間です(条件により有効期間が90日間となる場合があるので、詳しくは指定健診医療機関にお問い合わせください)
この有効期間内に「在留資格認定証明書」交付申請まで済ませないと、再度スクリーニングを受けなければならなくなり、その分来日が遅れます。雇用主側からすると就業開始時期にズレが生じることとなり、影響は大きいです。シッカリと申請スケジュールの計画を立てましょう!!
なお、スクリーニングにかかる費用は申請者の自己負担となります。

「入国前結核スクリーニング」制度開始時期

健診受付開始結核非発病証明書提出義務付け
フィリピン・ネパール令和7年3月24日令和7年6月23日
ベトナム令和7年5月26日令和7年9月1日
インドネシア・ミャンマー・中国開始に向け調整中
(※開始が決定され次第公表予定)

さて、いかがでしたでしょうか?
複雑で面倒な在留資格についてお悩みの方は、是非入管業務専門の行政書士にご相談ください。
ではまた、別記事でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

横浜石川町の行政書士 横浜ビザセンターです。
初回相談60分無料

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